【男性ドクター奮闘記⑤】生産性の無い?無駄な時間と経費が超重要

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クリニックの構図は、院長、勤務医の先生が男性でスタッフが女性という割合が多いです。ドクターが診療室で仕事をするにはスタッフ(女性)との良好な関係が築かれていると、格段に仕事はしやすくなります。

そして何よりスタッフとの良好な関係での仕事は楽しい。「楽しく仕事に取り組むためにもスタッフマネジメントの極意を教えてよ!」と言われることが多いのですが、スタッフと良好な関係を築いておられる先生を観察していて共通するのは「女心をわかってるな~」ということです。

男性から見てちょっと面倒くさい女心を理解しようと挑む2人の男性ドクターの奮闘記である。通称アイザップと彼らは呼んでいる(笑)

この「女心」って一体何?
⇒女性特有の心持ち。女らしい心。

今までのあらすじ

なぜこの奮闘記がスタートしたの?
第一弾『一番大事なことは○○切ること!』
第二弾『髪切った?は言った方がいいのか』
⇒第三弾『全部解決しようとするから面倒に感じるのだ』
⇒第四弾『なんで女子はすぐ噂話をするのか?』

今回は最近つくづく感じる「理解しがたい女のモチベーション」についてお話しします!

仕事をする中でスタッフが重要視するところが、院長にとって無駄と感じてしまうことがあると思うんです。

例えば・・・
①受付スタッフから受付に置くペン立てを買い変えたいと言われた。患者さんに見えるところでもないし、今の物で支障ないのにわざわざ買い替える必要があるのか?
スタッフさんにその想いを聞くと「もう10年くらい使ってるものでボロボロだし、毎日目に入るものだからもっと可愛いものに変えたいんです」という気持ち。
そんなことに経費を使う必要ある?と感じる院長。

②TCスタッフから、カウンセリングする際カウンセリングルームが少し暗く感じる。折り紙で可愛い動物を作れるから作成してカウンセリングルームに貼りたい!と言われた。折り紙での装飾は安っぽく見えるし・・自分の趣味でもないし折り紙折る時間も診療中にするんでしょ?と思ってしまう。

③同期の院長から、スタッフの誕生日にケーキを買ってきて昼休みに誕生日会をしてると聞いた。ただみんなで一緒に食べるだけらしいが、意味あるのかな・・人数も多いしやり始めたら毎月買わないといけなくなる。

などなど・・・わからんでもない!と感じてしまう事案です。これら実際現場で起こっている葛藤なんです。

今回この3つを例にあげましたが「意味がある」と思いますか?

R先生Y先生「あるでしょうね~。よしだ歯科で働いていて感じるようになりましたね」

寿木「3つ挙げた事例ですが、それぞれどう感じますか?」

Y先生「①ですが、まぁ使えるものを買う必要があるのか?とは思いますが、それで本当にモチベーションが上がるなら安いもんだなと思ってしまいます」

R先生「僕もかかる経費は何百円だし、それでモチベーションが上がるなら問題ないと思います。金額と頻度の問題もあるかもしれませんが」

寿木「そうですね。もちろん金額と頻度など他の状況も含まれてくるかと思いますが、この何百円で変化するモチベーションがあるってこと、案外ないがしろにしてしまいがちなんです。『思い切って言ってみたけど、嫌な顔されて終わった』とすっごく落ち込んでいるスタッフは数多くいます。恐らく院長先生はそこまで大そうに受け取られていないと思うのですが、スタッフからのこういう何百円の提案って結構大きな影響があるんですよね」

Y先生「自分が使わない、利用しない部分こそスタッフの意見を取り入れてあげる、というのは大事な気もします」

寿木「そう受け取ってくださるとスタッフはすごく嬉しいと思います」

R先生「え?こんなことで?っていうものですごく嬉しそうにされている姿を見ることもありますもんね」

寿木「自分が使うものを可愛いものに囲まれたい、キレイな物を使いたいという欲求は、女性って特に強いのかな?と思うんです。そして、古い物、ボロボロの物を与えられるのは自分のことを大切に思ってくれていない証拠だと直結して考える気質があるのかな?と思います」

たった100円、されど100円。

100円だから良い、100円でも無駄にしたくない、考え方は色々あると思います。価値観はそれぞれですしどこに経費を使うかは最終院長の判断です。

だからこそ案外ここ?という所でモチベーションの上がり下がりを左右していることを理解しておくと今後の判断基準が少し変化するかもしれません。

Y先生「②に関しては、医院のコンセプトと合わなければ難しいですよね・・。」

R先生「僕もそう思います。コンセプトとズレているなら他の案を出してもらうかも」

寿木「これも返答の仕方で大きく変化すると思います。『医院のコンセプトは○○で合わないから、他の△△のようなアイデアを一緒に考えてくれる?でもそうやって患者さんとの会話が少しでも弾むようなアイデアを考えてくれてありがとう!』まで言い切ると問題にはならないと思います。まぁ、日頃から理念がしっかり浸透していれば的外れな意見は上がってこないと思うので、え?!医院のコンセプトに全然合ってないやん?!と思う意見が上がってきた時こそ、理念が浸透していないんだなと振り返る機会かもしれません。」

R先生「一回一回の会話でそこまで考えてないですわ~(笑)深いぃ」

寿木「それが女心理解です(笑)」

一見無駄に思えるその投資が大きな資産となるから面白い!

③の誕生日会にしても、やらなければならないものでは決してありません。別にやらなくてもいいんです。

ただこういう直接仕事と何の意味があるの?と一見思えるこの時間が女子には重要だったりします。悪く言えば仕事とプライベートが混同してしまいがちな女性、なんでも一緒に考えてしまいます。それが良く発揮されると、仕事外でのちょっとした投資をしてもらったことに何倍にもしてお返ししないと!と感じます。

どんな時間も同じ時間軸、分けて考えてはいないものです。

Y先生「確かによしだ歯科で吉田院長見ていて、おお~そこまでスタッフの意見取り入れてあげるんだな~と驚くことがあります。そういうスタッフ心を理解され、行動していった結果やる気に繋がった経験もあるからこそ続けておられるんでしょうね。」

R先生「今は勤務医の立場だからまだまだ気づけてないかもしれないけど、ほんと些細な一言や判断がスタッフのやる気を無くしてしまうかもしれないですね。こういう目線も持ってスタッフの意見を聞くようにします」

女に「無駄な時間」という概念は無いかも?!

ずーっとカフェでしゃべり続けてるその時間も必要な時間ですからね(笑)


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