【男性ドクター奮闘記②】「髪の毛切った?」は言った方がいいのか?

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クリニックの構図は、院長、勤務医の先生が男性でスタッフが女性という割合が多いです。ドクターが診療室で仕事をするにはスタッフ(女性)との良好な関係が築かれていると、格段に仕事はしやすくなります。

そして何よりスタッフとの良好な関係での仕事は楽しい。「楽しく仕事に取り組むためにもスタッフマネジメントの極意を教えてよ!」と言われることが多いのですが、スタッフと良好な関係を築いておられる先生を観察していて共通するのは「女心をわかってるな~」ということです。

男性から見てちょっと面倒くさい女心を理解しようと挑む2人の男性ドクターの奮闘記である。

この「女心」って一体何?
⇒女性特有の心持ち。女らしい心。

寿木「前回から振り返って、いかがでしたか?」前回の記事参照

Y先生「いや~、驚いたのが僕、めっちゃ人の話さえぎってましたね。意識してみると相手が話してる途中なのに言いたくなって話をさえぎってるわーと気づきました」

R先生「同感です。。僕もせっかちな方だから、話が長いな、と感じたらすぐ話をまとめようとしてしまっている事にも気づいて、そのたびにあ!やべっ!!って思ってましたよ(笑)」

寿木「すごい~!気づきですね。気づいて、意識的に最後まで聞き切ることをしてみて何か変化はありましたか?」

R先生「びっくりしたのが、スタッフの○○さんから先生と話す時間をもっとほしいです。って言ってきてくれたことです。こんな事言われたこと無かったし、自分と話すことなんて無いだろうと思ってたのに、これはまさかの反応でした」

寿木「嬉しい反応!でもそれって当然の原則ですよね。最後まで自分の話を聴き切ってくれる人だからこそ、また次の話をしたくなるし、聞いてほしくもなる」

Y先生「なるほどな~。何か前回その課題を課せられた時には、正直めんどくさ、って感じてどれだけ時間取られるんだろうとか考えてしまったけど、実際意識するだけでそんなに時間って取られないって思ったんですよ。ほんの数秒の違いだけで、相手との距離感って随分変わるもんですね」

寿木「うわ~Y先生、その気づきめっちゃいいですね!!そうなんですよ。最後まで聴き切るって、何時間も時間取られるようなイメージを持つ人多いんですけど、そんな事全然なくて、ほんの少しの配慮なんですよね。それに気づかれたのも、実際行動に移してやってみてくださったからですね!素晴らしい~!」

R先生Y先生「習慣になるまで意識し続けていきます」

寿木「いい感じです(^^)/では、今回は次のお題に進みましょう!」

スタッフに「髪切ったんだね!似合ってるね」は言った方がいいのか?

これに悩んでる先生は案外多い。女性の些細な変化に気づいて声をかけることって大事だってビジネス本にもよく書いてるし・・

「前髪切った?」と声をかけると「1週間前ですけど」とむすっとされた。

「鞄新しいの持ってきてるやん」と褒めたつもりが「お気に入りのバッグが壊れて、臨時でジャスコで買った安物ですけど」と言われた。

せっかく声をかけたのに逆効果になることもあるし、でもスタッフの些細な変化にはできるだけ注意して見るようにして声をかけたことで喜んでくれたこともあるし・・。

R先生とY先生はどう思いますか?

Y先生「そりゃあ、言った方がいいんじゃないですかね?ただ、全然気づけないんですよ・・」

R先生「どこまで何を言ったらいいのか、そこがわからない」

寿木「なるほど~。Y先生はなんで言った方がいいんだろな、って思うんですか?」

Y先生「だって、さっきも嫁からネイル新しいデザインに変えたって写メが送られてきたから、そうなんだ。って送ったらそれだけ?!ってキレられて・・。だってネイルの色なんて興味無いし(苦笑)でも女性はそういうのが大事なんですよね?」

寿木「(笑)奥さんにめっちゃいいやん、可愛いやんって共感してあげないと!ただ、ここからがお伝えする所です!」

褒められたいのは旦那と彼氏だけ!職場の男性に容姿を褒めてほしいとは思ってない。

ここの違いがあるように思います。

女性は可愛いものやお気に入りのものを共感してほしいという想いをもっていますが、それはあくまでこの人に!!というのがあります。

ましてや仕事をしにきている職場の男性にそこを望んではいません。逆に放っておいてほしいと感じている人の方が実は多いです。

スタッフ面談をしていると不快に感じている事の相談を受けることもちらほら。。

実例その①「靴の事を言われた!下駄箱の中まで見てるんだって思うと気持ち悪い」これは、先生がピンヒールを履いてくるスタッフの靴について何気に「すごい靴はいてるね」とお洒落さんだな~という意味でかけた言葉だったそうですが、スタッフは足元までじろじろ見てるってことじゃないですか。気持ち悪くて嫌なんですけど。と訴えてきました。

実例その②「オシャレな格好してきてな~」これは、忘年会にちょっとリッチなレストランでスタッフ皆で食事会予定だったそうでその前日に院長先生がぽろっと放った一言でした。「彼氏とのデートじゃないんだから何でオシャレしていかないとあかんの?」嫌悪感を抱くスタッフからの訴えでした。

その一言いらないのになぁ~と感じることの多くが「容姿に関する一言」です。

でも、スタッフに髪の毛切った?って声をかけて喜んでくれたこともあるよ!という声もあるでしょうが、もちろん先生とスタッフとの間に絶対的な信頼関係が構築されきっている場合は大丈夫でしょう。まぁ、その場合はどんな話であろうが肯定的に受け止めてもらえますね。

ただ注意は、本人がよくてもそれを聞いている周りのスタッフにも影響があることを知っていてください。

「うわ、服装のことまで言われるんだ」

「髪型変えただけでいちいち突っ込まれるの嫌だな」

実は周りのスタッフもよく見ています。驚くほどに容姿に対する声掛けでプラスに受け取られることが少ないのです。

ここで考察。

容姿を褒めて上手くいく先生はその3倍仕事の成長を褒めている。
逆に仕事の成長を褒めずして容姿の事ばかり気にしていては嫌われる。

もう、髪の毛切った?口紅の色変えた?今日の服装いいね!などの言葉がけをしないといけない、という概念は捨てて、日々取り組んでいる仕事のことを褒めてあげてください。

今のご時世相手が不快と感じた瞬間から「パワハラ」問題にも発展しかねないので、本当に慎重に言ってほしいなと思うこともあります。

Y先生「納得です。。嫁とスタッフとでは違うってことですね。女性って・・と一くくりにしてたから迷うんですよね。褒められたいのは旦那と彼氏だけ!むっちゃ響きました(笑)」

R先生「ゆっちゃってるな~、僕。こないだも○○さんが髪の毛切ってきたから、あれ?失恋でもした?って軽いノリで言ったら、周りのスタッフから何で先生そういうこと言うん?ってキレられて・・(笑)」

寿木「それ、絶対ダメなやつ。容姿に関してはデリケートなことだから軽いノリは職場であまり通用しないですよ」

R先生「注意しよ!」

寿木「是非!スタッフ側から見てくださいよ~、と話があればその時に共感するのはいいですが、それ以外でわざわざ先生方から言葉にして言わないでいいと思います。その分、仕事のプロセスでの変化、成長を言葉にして褒めてあげてくださいね」

2人「はい!納得です!!」


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