
それぞれ職場には色んな考えや立場の人が存在します。年齢や育ってきた環境が違えば、理解できない相手の言動もあるでしょう。
そんな中でも自分は相手に不快な態度や言い方はしない!と思っていても、相手からきつく当たられたり、冷たい態度を取られることはありませんか?
始めは「機嫌が悪いのかな?」や、「何かあったのかな?」と心配していたことも、だんだん自分にだけ冷たい態度を取られているように感じてくると、不満に変わってきます。
「言いたいことがあれば言えばいいのに!」そう反発精神がみなぎる人。
「私の事、嫌いなんだ・・。」と自己否定が始まり落ち込む人。
両者とも根底に隠れているものは何だと思いますか?
どちらも、根柢は恐怖に満ちている
そう、「恐怖」です。相手の態度や言動によって自分の存在価値を感じていると、冷たくされたり否定されていると感じ取った瞬間から恐怖心が生まれてきます。
私も、小学生の時ひとりぼっちになった経験があるので、痛いほどわかります。わたしは存在価値のない人間なんだ・・と結びつけてしまう感情。こうなってしまうと、毎日他者の態度や言動に振り回されて生きていかなければなりません。
「恐怖」を抱えて、最高のパフォーマンスなんてできないですよね。
職場には安心できて、安全だと感じる空間が必要だと思います。そこから初めて最高のパフォーマンスが発揮できます。
じゃあ、どうすればいいの?そんな事言っても、態度が冷たい人から傷つけられるし・・。
どんな組織でもこのような課題は付き物です。どうするのが良いか私も沢山悩んできました。でもその時、思ったのです。そもそも、「あなたは何を目的に職場に来ているの?」ということ。他者の顔色を伺いに職場へ来ているわけではないはずなのに、だんだんフォーカスする場所がそちらへ向いていくと、目的が「好かれること」にすり替わっていきます。
本来、仕事をしにきている職場。誰かのご機嫌を伺いに来ているのではない、とまずは気づくことが大事だと思うのです。
あくまで自分以外の人の態度や言動は、その人の問題であってあなたは何も悪くない、そして傷つく必要もないということ。傷つけられることもない、あなたは自分の目的に向かって自分を大事に生きていけば良いのだと。
他者の態度で悩み始めたら、一度落ち着いてこの言葉を自分に投げかけてみてください。
「私は何をしにここに来てるんだっけ?」と。
そこから、「でも・・」や「だって・・・」は禁物。他者の問題をあなた自身の問題にしなくて良いのです。あなたはあなたらしく、たった1度の大事な人生、楽しく生きていきましょう!
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