
2016年に入り、組織作りに集中して仕事を行うようになりました。寝ても覚めても組織とは・・と考えているので、沢山の情報が入ってくるようになりました。そして、歯科業界を飛び越え、相談を受ける機会も増えてきました。どの組織も悩みの種は共通しています。少しでも人との関わりのズレが修正されればいいなぁと日々感じています。
今日は、先日講座を行った際、受講してくれた方たちの中で話題になった、「私のお母さんもそう言ってる!」と数人が言った内容についてお伝えしようと思います。
その内容とは、「職場は、周りみんな陰口ばっかりで嫌になる。人の陰口が趣味になっている人がいる」というのです。「私のお母さんもそう言ってた~!」と数人が言ったことに驚きました。受講生のお母さま方なので50代の方です。それを聞いて、「何歳になっても、陰口を言う人っているんだぁ。何か嫌やなぁ。」と未来を思い暗くなる人もいました。
「寿木さん、陰口が職場から無くなる方法無いですか?」
実はこの質問、相談、物凄く多いです。コンサルに入っている医院さんで、スタッフ面談をしても個人からこの悩みを受けることも多いです。陰口を聞いて良い気持ちになる人はいないですよね。誰しも、それはわかっているはずです。でも組織で人が集まれば陰口が生まれる。私もどうにか、陰口が出ないようにならないか試行錯誤したことはありました。結果、無くなることはありませんでした。
私が答えるのは、「陰口を無くす方法は無いです(^-^)♪」(あえて笑顔で答えます)そもそも陰口は無くならないということです。じゃぁ、何で笑顔で答えることができるのか?それは、あることに気がついたからです。
影ができるのは、光があるから
太陽が出ている昼間に外を歩いてみてください。あなたのそばに影があるはずです。そう、陰陽の法則で影と光は常に隣り合わせなのです。これに気づいてから私は陰口の存在を無くす努力を一切辞めました。そして、その影の逆にある光は何か?を探すことを始めました。するとどんどん今の課題、組織の問題点が見えてくるようになりました。それこそが、光だったのです。
陰口を無くすというのは、昼間に外を歩き影ができるのが嫌だと言っているのと同じなんです。どうしても嫌なら太陽の出ていない暗闇を歩くしか無いようなものなのです。上手く例えられているかわかりませんが(笑)私は、自分にそう言い聞かせています。どういうことかというと、影ができることに集中しない、それをマイナスと捉えないことです。
影ではなく光を見る習慣を身に付けると、反射的に人の陰口に出会うと光を探すようになります。すると、「嫌だなぁ~、憂鬱だなぁ」と自分が落ち込むことが減ってきます。もし、今そこに悩んでいるのであれば、一度光を見つけることに意識を向けてみてください。
そして、どうしても見つけられない・空間が辛いのであれば、一旦その場を離れるのも有ですよ。
光が全く差し込んでいない組織は絶対に無いです!
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