経営者目線は理解できない世界

2016031103

 今日は経営者ではない人に、是非知ってほしい事をお伝えします。

 今から5年前勤務していた医院で、ある問題が起きました。その問題を院長、副院長、スタッフ、みんなで何時間もかけて話し合いをすることになったのです。それぞれが自分の想いや、考えを言い合い、収拾がつかない状態でした。私も自分の意見が絶対に間違っていないと自信を持っていたので、院長の意見は聞く耳持たずでした。スタッフだけで話し合えば、その気持ちは余計に倍増し、確信へと変わりました。

「私たちは絶対に間違っていない。院長がおかしい」

 スタッフの中で出た答えでした。思考が凝り固まっていたのでこの時は、どう言われても、何を話されても歩み寄る意志さえありませんでした。話は結論が出ず、院長とスタッフの溝はどんどん開いていきました。

 相手の言い分がどの角度から見ても、間違っている・理解できないと決めつけてしまう・・・このような事って、日常溢れていると思いませんか?このすれ違いは、もうどうしようもない、で結論付けると歩み寄る行動は無くなってしまいます。

 ですが5年前、私は母からの一言で自分の考えが180度変わる体験をしました。それは、医院での出来事を母にすべて話したときです。

「藍ちゃん、確かに言ってることは間違ってないと思うよ。でもね、どこまでいっても経営者には経営者にならないとわからない世界が絶対にあるんよ。それはわかっていないと。」と言われました。母は絶対私の想いに共感してくれると思っていたので、まさかの返答でした。

 その時はこの言葉の意味が分からず、院長の味方するんだ、と拗ねた気持ちになっていましたが、後から何度も繰り返し考えていると、徐々にわかってきました。私は、自分が100%納得できるものしか受け入れていなかったのです。

立場が違えば、見える景色は必ず違う

 誰しも今見えている景色が全てと、受け止めてしまいがちです。視野を広くもっていないと、人を裁き、責め立てて攻撃もしてしまいます。こうするこで良好な関係を築けるはずはありません。だからこそ、常に視野を広く持つ意識をすることが大切です。

「もしかして、私には見えないけど、あの人には見えるのかもしれない」

 そう思い始めると、相手が見えている景色を見る努力ができます。私はこうして院長の見ている景色を見る努力を始めました。それがスタッフチーフとして志を変えた大きなきっかけだったかもしれません。必死にどんな景色が見えているのか、質問をしまくりました。それを繰り返していくと、徐々に意識の変化も訪れてきました。

 「経営者ってこんなことも考えないといけないんだ・・・。大変だな・・・。」

 このルーティンが院長を最も理解している立場になったのかもしれません。もし、あなたが院長の考えや言葉に理解できない!と苦しんでいたら、少し自分に言い聞かせてみてください。「もしかしたら私には見えない景色があるのかも」と。

 そして、周りに苦しんでいる人がいたら、5年前私が母から言ってもらったように伝えてあげてください。「どこまでいっても、理解できないと感じる世界はあるんだよ」と。

 肩の力が抜けると、一気に視野が広がるもんです♪そんな私は、視野を広げるために、海外旅行の計画中です(笑)

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