本音を言う人、言わぬ人

寿木 藍

 皆さんの周りで「本音を言う人、本音を言わない人」は分かれませんか?もしくは、自分自身が、相手に対して本音を言っていますか?オブラートに包んで本音を隠していますか?最近相談を受けたこの「本音」について考えてみたいと思います。

 「あの人は本音を言わないから、何を考えているかわからない」という事を言う人がいます。でも、なぜ本音を言っていないとわかるのでしょうか?

・何かを隠しているように感じるから?
・本音は~だろうと思うのに、違う答えを言うから?
・周りに言っていることと違うから?

 それぞれ何らかしらの理由を付けて、「本音を言っていない」と決めつけています。確かに、私もそう感じる事はあります。でも結局「本音」とは、どこまでいっても本人が心から思っている事なので、私たち他人は操作できない気持ちです。じゃぁ、なぜ「本音を言っていない」と思うと、悩んだり、愚痴になったりするのでしょうか。

本音を言う事で相手との絆を作っていく人と、本音を言うときは縁が切れるときと考える人の2タイプが存在する

 これはISDでも学べますが、大きく分けて2つに分かれることを知っておくと、納得できます。

 私はどちらかというと、本音を言うことで相手との関係性を築きあげていくタイプなので、「本音で話をしよう」という言葉がけは、とても前向きな行動として捉えていました。なので、本音をハッキリ言わない人は、前向きに関係を築こうとしない人なんだと決めつけていました。こうなると、本音をハッキリ言わない人を責めてしまう傾向があります。「私は本音で話し合おうとしているのに、なぜ言ってくれないの?」や、「腹割って話し合おうと思ったのに、相手は全然本音を言ってくれなかった」など、相手の反応に攻撃してしまいがちになります。
 
 ですが、「本音を言うときは、縁が切れるとき」と捉えている人に本音を迫ると、かなりストレスになり苦痛を与えることになります。このタイプの人にとって本音をオブラートに包む事は良かれと思う行動なのです。

 このパターンを知ってから、相手の言動を尊重できるようになりました。それぞれが良かれと想い、行動していることに自分の価値観を押し付け、解釈しないことが大事です。「本音をストレートに言う人」が正しいわけでもなく、「本音をオブラートに包んで隠す人」が正しいわけでもありません。どちらも、最善と思う行動をしているということですね。

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